高齢者をも狙うサイト
悪質な出会い系サイト運営者は、とにかくお金を取れる相手には、徹底的にサクラメールを送信するという特徴があります。今回は、高齢の方を狙ったサクラの実態の分かる事例をご紹介しますので、もしも、あなたやあなたの家族の方が、同じようなメールを受け取ってしまい、信じてしまっていたら、目を覚まして欲しいと思います。
はじめまして、実の父が出会い系にはまっていることで相談させていただきたくメールさしあげた次第です。
実の父が、今年の7月、8月くらいから○○という出会い系サイトに登録し、仕事も忘れるほど夢中になっています。
父は、今まで、パソコンのメールなどを全く利用したことがない60代半ばの人間で、今年の7月になって生まれて初めてメールが使用できるようになりました。
その時に、紛れ込んでいた迷惑メールの一つに、返信してしまったことから、「相手が本物だ」と信じこみ、のめりこんでいます。
父は、自分の親の遺産相続の問題で、長年多額の借金を抱えているという背景があります。その心の隙間に、迷惑メールが入り込んだようです。
メールの相手と称する人物は、「淵堂雅代」という83歳で、世田谷に家があり、今はガンで病院に入院しており、元華族の出身で、93億貯金をもっている、と豪語しております。その遺産相続を父にしたい、といってきています。
メールの中では、「お前さんが息子のようじゃ。」「最後にお前さんのような人間にであってうれしいぞ。」など、「じゃ。」という語尾を使うことに特徴があります。
最初は、年上らしく威張った口調をして命令的になっていましたが、最近では、「お前さんの職業はなんじゃったか?」とボケたふりをしてきています。「お前さん、陶芸をやってるか。」「薩摩焼をつけてやろう。」とか、他にも仏教の知識などがあるようなそぶりを見せるので、父は、すっかり、まともな人物だと信じています。
最初の頃は、父に、ロメオのログインの仕方を指示してきたりして、父は、携帯からもメールができるような状態になっています。
淵堂と称する人物は、自分の若いころの写真や、家の写真などを添付して送ってきたり、「(父の)借金はいくらなのか?」とか、「(母との)離婚を考えたことがあるか?」と質問してきたりして、父は心かき回されて、熱心にメールを返答しているようです。父と母は今二人暮しですが、すっかりロメオに平穏な日々をかき乱されています。
現段階で、父は37万円ロメオに振り込んだようです。ポイント制になっているようです。詳しくはわからないですが、父は自分の個人情報は、おそらくすべて登録してしまったと思われます。
母の話によると、父は、仕事もほおりなげてパソコンにかじりついてメールをうっているようです。母も娘も、サクラにきまっているだろう、と父を説得するのですが、父は地方の人間で、出会い系のサイトがどういうものなのかという世間的な知識がまるでなく、出会い系という媒介を通した本物だと信じて疑いません。
いつかは淵堂から、遺産のお金を相続できるというばかげた夢を信じているようです。父には、出会い系のサクラの世界がどのようにして成立しているか、まったく理解できないのです。今は盲目的にハマっているので、家族はどうにもこうにもならない状態です。
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ここにあるボケたふりというのは、実際にはメールのやり取りの回数を上げるために、同じことを何度もボケたふりして聞いているだけですね。回答するたびにお金が掛かるのですから。この様なサイトには十分注意してください。
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