不審?悪質出会い系サイトの利用サーバ
つい先日、異性との交流のできない詐欺出会い系サイト運営者が逮捕されたというニュースが報道されました。このようなサイトを運営すること自体がリスクの高いことであることが改めて認識される出来事だったと思います。
そのせいでしょうか?先日極めて不審なレンタルサーバ会社を目にしました。きっかけは、相談者の方の相談の中で問題の出会い系サイトを確認しようとサイトトップページにアクセスしようとしたことです。
通常サイトのトップページの存在しているトップディリクトリにアクセスすると、なぜかレンタルサーバーの運営ページが出てきました。問題の悪質サイトがレンタルしているサーバー会社のページと普通なら考えてしまいそうですが、そもそもトップディレクトリがレンタルサーバの会社のページが出てくるということ自体が通常考えられません。
で、気になったのでこのレンタルサーバーのことを調べてみたのですが、不思議なことに活動実績が確認できないのです。普通商業利用しているサイトなら何らかの痕跡(ブログコメントなど)が残るものなのですが・・・。
提供されるサービスも既存のレンタルサーバーに比べてコストあたりの提供サービスレベルが恐ろしく低いです。ビジネスプランで1,200MBなど、容量が少なすぎます。このレベルで出会い系サイトを運営できる容量とは考えにくいです。さらに個人向けのプランの容量が最大でもたったの600Mしか容量が無いのです。にもかかわらずサーバー利用料金が年間で18,000円もすると書いています。ほとんどの場合、個人向けでも1,024MB以上、つまり1Gを軽く超える容量が今の標準サービスでしょう。
あまりにもコストに対して提供されるサービスがお粗末だと感じました。そこで、さらに確認すると、この申し込みページには、「現在新規でのお申し込みは受け付けておりません。」と書かれていました!!
このサービスの運営開始時期を確認するためドメインの運営開始時期を確認すると「Date:
22-jul-2009」つまり、2009年7月から運営されています。たった7ヶ月前に開設されているわけです。にもかかわらず新規登録できないと書かれています。
1年も経たずに新規登録を拒否するレンタルサーバー会社が存在しているとは考えられません。なぜなら、ある程度すると常に解約者が出てくることになるので、このようなサービスを維持するには、常に新しい入会者を探さないといけないからです。
総合すると、今回のような引っ掛け行為に利用するためにレンタルサーバーを偽装したページを作成していたと推定されます。
仮に何らかの問い合わせがあったとしても、レンタルサーバー会社として引っ掛けサイト運営者(もともと自分だと思われますが)の所在を隠そうとする意図があったのではないか?と想像します。あるいはサーバーのログ情報などを、例えば警察から提出を求められたとしても、「ログの保存はしていない。」とか「サーバートラブルで消えた」などど誤魔化す意図もあるかもしれません。
いずれにしても、まともなレンタルサーバー会社とは考えられませんよね。不審な出会い系サイトからのメールが届いたときには、一度アドレスを良く確認してみると良いでしょう。危険を察知することができる場合があります。
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