わいせつ画像をネタに恐喝出会い系サイトの実例
訪問者の方からわいせつ画像をネタにした、詐欺出会い系サイトに関する体験談を頂きました。ご本人様の強い希望によりその内容を公開しますので、皆さんも参考にして、もしも同じ状況にある方は、それが詐欺である可能性があることに気づけるようにと願います。
相手の女性サクラのニックネーム:敦子(他都道府県でも全く同じ掲示板で登場する)
2月25日(木)
携帯電話での暇つぶしに、エロ画像サイトを見ていて、上にあるサイトのリンクが「無料」とあり登録した。一人の女性と思しき人物からメールが来て、メール交換を開始する。
2月26日(金)
適当な話しを色々とやりとりしているうちに、相手が下系の話へと方向を変えてきた。写メを交換しようといってきたので、顔写メと裸の無修正写メをお互いに同意の上サイト経由にて交換する。顔写メの交換時、「My
Album」というサイトの画像アップロードシステムを使い登録して、画像を相手に添付ファイルとして送信した。
用心のために、顔画像や裸の無修正画像が掲示板で閲覧出来る状態かどうか確かめて、掲示板投稿画面へアップロードされていれば消去しようとしたが、裸画像は「My
Album」には載ってなかったので、安心した。顔写メはアップロードしていたが特に掲示板へ出す必要がなかったので、編集機能を使って消去しようとしたが編集機能は使えなかった。 |
つまり、広くみんなの目につくような状態でわいせつ画像の交換はこの時点ではしていないということがこのことからわかりますよね。わいせつ画像の交換を求める女性が絶対にいないとはいえませんが、ほとんどいないということもまた事実です。よって「まじめな出会い系サイト探し!」ではそのような誘いを受けたら無視することを強くおすすめしています。
それと、この時点で編集機能が使えないというのは不審です。単にサイトのトラブルということもありえますが、一旦UPした画像を削除できないようにわざとしているケースも確認されています。注意ポイントですね。
2月27日(金)
午後3時40分くらいにサイト管理者からメールが来きた。内容は警告メールで、「貴方の送った画像が規約違反です。メールではなく必ず電話連絡をしてください。連絡なき場合、悪質会員とみなして、違反内容は業務妨害・猥褻物図画頒布罪の刑法違反であるから警察へ通報します。」というような内容であった。
私は、恐ろしく不安になり慌てて電話で連絡をとる。吉村と名乗る人物出てきて、色々と詰問を行う。恐怖・不安を煽られ、上手くペースに巻き込まれついうかつにも個人情報を言ってしまった(住所、電話番号、職場、職場の住所、職場の電話番号)。
貴方の画像のせいで、スポンサーの広告サイトへ「違約金の支払い義務」が生じた、それに100万円程度かかる。さらに、サーバーを止めて貴方の利用情報を全て削除したりして、復旧作業を行うのに1日につき20万かかる。本来なら全部支払いをしてもらいたいが、誠意としていくら払えるかと聞かれる。貴方とやりとりしている女性からは、泣きながら電話があり、3月2日に20万を振込するとあった。支払いを先延ばしすればするほど金額が多くなっていくことも強調して言っていた。
貴方も誠意があるなら最低20万振込してくれと言ってきた。また、警察沙汰になるよりいいだろうと。その後、スポンサーサイトへ貴方が反省をして謝罪をしていると報告するので、30分待ってくれといい電話を一旦切った。
30分後、吉村から電話があった。スポンサーに報告したがまだ怒っておられる。いつ払えるのか教えて欲しいといってくる。3月2日(月)の13時までにきちんと誠意ある対応をして欲しいと言ってきた。私は考えるとだけいって、電話を切った。 |
この手のサイトは適当に法律用語を混ぜて恐喝文章に無視できない迫力を持たせようとします。今回は、「業務妨害」「猥褻物図画頒布罪(わいせつ物頒布罪)」などということになっていますがまったくあたりません。
業務妨害(実際にはいくつかの種類が規定されている)が適応されるには、そうとうの悪意と確信犯的に業務を妨害した証拠が必要です。つまり、たかが一回わいせつ画像を相手の求めに応じて送信したくらいでは当たりませんし、そもそも実質的な被害など発生していません。
また、「猥褻物図画頒布罪(わいせつ物頒布罪)」については、広くばら撒いているという公然性が必要要件になりますので、これまた相手にだけ送信しているのですから該当しません。つまり、刑事事件などというのはまったくのデタラメであり、恐喝するネタを無理やり作って脅迫するための下準備なのです。
私もサーバーの管理をしていますが、このような画像が仮にサーバーに残っているとしても簡単に数秒で削除することが可能です。よって、削除や復旧作業に1日20万円もかかるわけがありません。そして、そもそも相手以外には公開していないデータのはずなので広告主に対して違約金が発生するようなことも考えられません(どんな契約なんだか・・・)。これらは単なる嘘です。
このような詐欺出会い系サイトは何とか電話を掛けさせようとよくします。それは、電話の方が相手に考える暇を与えずに情報を引き出したり、声の調子やトーンを使ってさらに恐喝の効果をあげることができるからです。
2月28日
私も怪しいと思い、17時頃に吉村へ電話を入れた。支払いのためではなく、目的は振込口座番号を聞き、それを警察へ届けるために。吉村は、20万円を3月2日の13時には準備し、振込みが出来る状態に出来るのかと聞いてきた。出来ると嘘を言い口座番号を教えるように要求したが、口座番号は月曜日に連絡してきた時に伝えると言ってきて電話を切る。
その後、友人に相談しネットで詐欺情報を調べたりした。消費者生活センター・警察へ相談に行くように助言を受けた。そして、行く決心を固めた。
3月2日
3月2日の午前9時頃、警察署へ相談に行く。相手にしない、電話番号を変えるなどの助言を受ける。
10時50頃、吉村より電話がかかってくる。
私は、警察に相談したことと支払う意思がないことをはっきりと告げた。吉村は怒ったような口
調に変わり、「分かりました。それでは法的手段をとります。」とだけ言い放ち電話を切った。
その直後以下のメールが2通送られてくる。
1通目
発信先:○○@docomo.ne.jp
受信日時:3月20日 11:00
題名:悪質会員『・・・』様へ 1/2
お客様へ最終勧告!!
昨今、ネット利用者の悪質な書き込みやモラル低下が問題になっております。お客様の《下半身性器露出行為》が掲示板等に添付投稿されている件で、他の会員様等からも苦情が相次いでおり、番組運営が阻害されております。貴殿の過度な行為は刑事処罰の対象になります。
刑 法 175 条
[わいせつ物図画頒布罪]
…2年以下の懲役又は250万円以下の罰金刑…
誠に不本意ですが、この度は故意による悪質な業務妨害行為と判断、貴殿の会員データ(携帯番号、顔写真など)を関係各所に提出、刑事告訴を含む法的処置を採らせて頂きます。
※悪質な違反会員の刑事処罰に関して番組側は一切責任を負いません。また、本件により番組運営に損害が生じた場合、貴殿は賠償責任を問われますので予めご了承下さい。
詳細に関しては再度連絡させて頂きます。
添付ファイル(私の裸の写メ)
2通目
発信先:○○@docomo.ne.jp
受信日時:3月20日 11:00
題名:悪質会員『・・・』様へ 1/2
お客様へ最終勧告
○○県
携帯番号090・・・
添付ファイル(私の顔写メ)
※ 午後、携帯電話番号と携帯アドレスを変更したため、「詳細に関して」の内容はメール受信していないので不明。
午後、国民消費生活センターへも行き、この内容を担当相談員へ伝える。担当相談員は、「これは詐欺です」と言いった。
似たような事例が最近もあり、学生が授業料に当てる金を振込みしたり、また合計600万も振込みを行った事例もあると言われる。今回のことで、個人情報を言って与えてしまったのが一番まずいことで、今後、連絡は一切無視するようにすること。絶対に振込みをしないこと、一度振り込むと何度でも色々な理由をつけて振込み要求をしてくる。職場に電話が何回もかけてくるようなことがあるなら業務妨害にあたるので警察へ被害届けが出せると言われる等助言を受ける。
その後、携帯ショップへ行き、携帯番号とアドレスを変更する。
3月4日
午前8時30分 職場にて
職場に出勤後、電話番号の変更のこととサイトでのことについての事情を社長に伝える。すると
事務員が昨日の午前9時30分頃に貴方に訳の分からない電話がかかってきたという。
内容
かけてきたのは男(おそらく吉村)で、インターネット製作会社の者だと言う。正式な会社名と担当者名は一切名乗らず。そちらの社員の・・・・というものが、うちの運営している出会い系サイトで迷惑行為をしていること言い、本人に変わるように要求する。不在であることを告げると、迷惑行為の証拠はある。証拠を持ってそちらへ出向くことを本人へ伝えるようにと脅迫めいたことをいうが、金銭の要求等はなかった。
事務員が本人へ用件を伝え折り返し電話をかけさせると言うと、本人が知っているから言わないと告げて電話を切る。
これ以降、職場には電話はかかってきていない。また、自宅固定電話の着信履歴を調べたが、サイトからの番号履歴はなかった。 |
警察へ相談したと言ったのに連絡のあることに疑問を感じる人もおられるでしょうが、詐欺師にはそれが本当かどうかわからないので一応連絡は一通り実行してみたというのが本当のところでしょう。
さいわい相談を重ねることで詐欺であることを強く認識できたので、職場に電話がかかってくる前に事前に理解を得ることに成功しておられます。個人的な住所などの連絡先であれば他人に知られることなく対処可能となるので、こうした詐欺師に情報を与えてしまってもそれほど心配することもないのですが、職場の電話番号などを教えてしまうと職場の人を巻き込む形になってしまうので注意が必要です。
そもそもプライベートでの問題に関して、職場の情報を求められたときにはそれを教えないようにするべきです。相手がそれを求めてきても会社は本件には関係ないので教える義務は無いと突っぱねることが普段でも必要でしょう。
また、出会い系サイトに関しては電話番号を登録せずに利用できるサイトについては、途中で電話を掛けて来いといわれたら本当に掛けるべきかどうかいったん考える必要があります。その電話を掛けることが本当に必要なのか?そもそも相手の言っていることが嘘なのかもしれないと考えて欲しいのです。
そして私が4,000件以上の相談を通じて感じたのは、人が騙されたり被害にあったりした話を聞いて自分も騙されるかも知れないと思える人は案外騙されていないように感じます。逆に自分には関係ないとか自分は騙されないなどと思っている人は、いざ詐欺に遭遇してしまうと自分が騙されている可能性が頭に思い浮かばず深みにはまってしまう人が多いようです。
ですから、自分も騙されるかもしれないと思えるかどうかが重要な一つのポイントとなるでしょう。
※このあたりのことも機会があればいずれ脳科学的な側面を説明しようかとも思います。この方が特別な例ではなく、誰でも人の脳の特性上騙される可能性があることがわかるでしょう。
あなたがもしもお困りのときはまず「まじめな出会い系サイト探し」にご相談ください。サポートさせていただきますね。
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