大手コミュニティサイトに警察からの削除命令
以前皆さんにお伝えした「mixiで"出会い"コミュが大量削除」の続報が入りましたので、皆さんにもお伝えします。下記に記事の一部を引用させていただきました。
未成年にも人気の携帯交流サイト「ミクシィ」や「モバゲータウン」に、警視庁が異例の削除要請に踏み切った。
削除要請を受けた6社のうち4社のサイトは、携帯サイト業界などで作る審査機関「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)」から「健全サイト」として認定され、フィルタリング(閲覧制限)対象から除外されている。認定サイトが児童買春の温床になりかねないと判断された形で、今後、審査のあり方も問われそうだ。
今年1月、ミクシィの書き込みをチェックしていた警視庁少年育成課の担当者は、驚いた。「出会い」というキーワードでサイト内を検索すると、約600件ものコミュニティ(サイト内のグループ)が見つかったのだ。「出会いが欲しい」「出会いという奇跡」「一期一会の出会い」など、いずれも異性との出会いを目的とするもの。コミュニティ内には、「16〜24歳の間の交際相手を希望します」「中学生。彼氏募集中です」といった書き込みがあふれ、中には4万件ものアクセスが集中するコミュニティもあった。
同課が削除要請に踏み切ったのは2月。ミクシィの画面には、削除されたページの一部が残り、削除理由も明示されていないため、インターネット上では「なぜ急に削除されたのか」などと不審がる声が上がっていた。
引用元:人気の「健全」携帯サイト、実際は「不健全」で大量削除》》 |
改正された「出会い系サイト規正法」を根拠に国家権力が民間のコミュニティサイトへ事実上の削除命令を出したというのが実体でした。警察から削除するように言われればコミュニティサイト運営者としては拒否することはできませんよね。そのため出会いというキーワードを使っていたコミュニティの多くが削除という運命になったもようです。
削除要請を受けたのは、モバゲータウンを運営する「ディー・エヌ・エー」と、ミクシィ、グリー、大集合ネオを運営する「オープンドア」など。
もともとこの「改正 出会い系サイと規正法」自体がコミュニティサイト全体が間違いなくかなりの運営上の規制を受ける法律でしたので、この法律が成立されることは少子高齢化が人類の歴史上かつてなかったほど深刻に進む日本では、社会的には悪影響のほうが大きくなるかもしれないと危惧していました。現代における男女の交流を大きく妨げる可能性があったからです。
この法律ができた以上は大手のコミュニティサイトも未成年版と成人版の二極化を進めることが必要なのかもしれません。未成年者には規制版のコミュニティサイトを利用させて、コミュニケーションに大幅な規制を掛けるわけです。
警察側のいう健全サイトというのは、男女の連絡のやり取りは全て遮断されていて、仮にネット上で相手のことが好きになるようなことがあっても会うことは許されず、それどころかネットで知り合った相手と恋愛関係に発展する可能性があることは全て不健全だというように聞こえます。実際警察の完全に認めるコミュニティサイトを作ったらそんなサイトしか作れないように感じます。
事実EMAは「認定の仕組みが現在のもので十分とは思わないし、今後も改善はしていく。だが、ネット上に限った交際相手を募集していても『出会い系』とみなされてしまうのは問題だ」としている。
とのことで、今回の削除行為が男女間の交流を何でもかんでも禁止するかのようなものだったということが想像されます。一度法規制がかかるとその影響はかなり広範囲にわたって拡大解釈とも取られかねないような運用が見られることがあるのですが、そうした傾向が今後拡大するのではないかと危惧しています。
未成年者の完全な安全確保を目指すならそもそも未成年者のコミュニティサイト利用を原則禁止するしか方法が事実上無くなるのではないでしょうか・・・?人の自然な感情の一つが異性との交流を求めることですので、会員がそのサイトを利用して活動することを完全に監視することは難しいと感じます。
自然発生的にネットで知り合った男女が交流を持つというような出会いの流れが、今後はますます減ってくるかもしれませんね。出会いを探すのであれば、まじめに運営されている出会い系サイトを利用することがますます必要となると感じます。
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